試合後のルーティンの重要性について

大会、試合、レースのあとにできるだけ早くやることがあります。

もりかおり

やらないと勝てません。
また、勝ち続けるためにも必要です。

目次

『認知ー振り返りー反省ー改善』をルーティーンに

流れと詳細は下記の通りです。

試合後に《早急に》行うことがカギとなります。

★試合の結果による感情(うれしい、悔しい、悲しい等)は時間の経過で薄れ、忘れていきます。
そのため感情が覚めていない(感情的過ぎるのはNG)早めが重要です。

★記憶も時間の経過とともに薄れます。
試合の内容、自分や相手の動き、環境、その時の感情などが記憶に鮮明なうちがよいでしょう。

STEP

認知

結果を受け入れる、自分の実力や相手の実力を認知する(自覚する)

STEP

振り返り

試合を振り返ります。最初から終わりまでを客観的に出来事として振り返ります。

STEP

反省

ここがダメだった、あれがミスった、あの場面は良かった…など。
悪かったところ、良かったところの両面で整理します。
勝因は?敗因は?体の不調?技術的なこと?メンタル的なこと?など

STEP

改善

結果を次回に生かすためにできることをピックアップします。
体の不調(怪我など)なら、治療やリハビリが必要ですね。
技術的なことなら、練習やトレーニング。
メンタル的なことなら、メンタルコーチに相談するなどど。

ノートやPCに記録・備忘録として残しておこう

もりかおり

反省よりも改善に重点を置きましょう。

声がけにも一工夫を

「さぁ、反省会するぞ」
よくあるこのセリフ。

反省しすぎるとネガティブで後ろ向きな方向へ意識が向きます。
自分やチームを責めすぎると次への改善へ進めませんよね。


それよりも、「終わったことはもう過去だ」と次に意識を向けることが大事です。

今後は、「さぁ、改善会するぞ」に変えてください。
次に向けての意欲が湧いてきませんか?!

4つの流れを行うタイミング

試合後、レース後

練習後やトレーニング後など日頃から行う習慣をつけておくことで
「特別感」がなく、スムーズに行うことができますね。

負けたときだけではなく、勝ったときも

例えば、練習試合のような小さな試合でも毎回違う展開ですよね。
学べることは毎回あります。

誰かとやるの?

・チームで
・メンバー同士で
・自分と指導者と
・自分一人で
  などシチュエーションはそれぞれ自由に行ってください。

メンタルの専門家と一緒に行うことをオススメします。
「自分目線」になるため公正・公平な目線で見られない場合があり得ます。
そうならないためにも、第三者の目線・意見が大切なのです。

まとめ

《認知ー振り返りー反省ー改善》の流れの説明とやり方をご紹介いたしました。

上記にも書いておりますが、試合後に《早急に》行い、
試合、レースの「出来事」を客観的に見つめることが重要です。
出来事に対して感情がのると冷静さを失います。

出来事と感情は別にしましょう。

また、メンタルの専門家は目標設定から目標達成までをサポートいたしております。
試合、レース後のこの流れも目標達成にいたる過程の一つです。

疑問、ご質問がありましたら何なりとお問い合わせください。

皆様の目標達成に向けてお役に立てれば幸いです。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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