諦めたらそこで試合終了。だからこそ諦めない心を育てる方法

もりかおり

「諦めないで!」と試合中に声援を送られると
力が湧いてきますよね。

目次

「諦めない」の言葉の真意

「諦めない」の言葉には2つの意味があると思います。

やっていることを諦めない
 (試合、練習、夢、目標…など取り組んでいること)
 ⇨「諦めたらそこで試合終了」ですよね。

自分自身を諦めない
 (やっても無駄、できない、もう止める)
 ⇨自分はやれるんだ!の気持ちを失くさない。

より重要なのは『自分自身を諦めない』こと。
順序づけると 「自分を諦める」→「やっていることも諦める」です。

自分自身を諦めるにつながる言葉
 自分なんて
 どうせ無理
 やっても無駄
 だってできないもん…etc.
こんな言葉、口にしたことないですか?

諦めない人になるために

これから出来ることを以下に挙げます。

1.人に認められるより自分で認める

人間の基本的欲求として「承認欲求」があります。(マズローの5段階欲求説)

承認欲求を経て、最上部の自己実現の欲求へと向かいます。
この欲求をクリアするために「人から認められたい」「褒められたい」が生じます。

まずは「自分自身を認める」のが先決であり、自己受容ができると外に求めるのも減るのです。

▼マズローの5段階欲求説の詳しい記事はこちら

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2.歳を気にするよりも意欲を持つ

「もう●歳だから」「もう遅い」「今さら…」
これらは自分自身を諦めるセリフです。

年齢のハードルは正直あります。
ただ、意欲や好奇心がある限り私たちは挑戦していけるのです。

3.少しずつでも成長を感じる

「昨日の自分」と「今日の自分」を比べても「変化」は感じられませんね。

今日、あなたが「テレビで見た情報」、「人から聞いた話」、「雑誌の情報」から
学んだこと・知ったことが必ずありますよね。

それらの小さな変化を意識してみましょう。
ほんの少しでも昨日の自分より成長していますよね。

4.無駄なことはなにもない

結果に繋がらなかったこと、回り道と感じること、トラブル、試練、困難、失敗…
または怪我や不調。
それらはすべて経験となっています。

自分の捉え方、考え方しだいで「経験」にも「無駄」にもなりますよね。

どんな小さなことでも必ず意味があります。
その意味を見出すのはあなた次第です。

5.過去は現在の栄養分

過去の失敗、ミス、羞恥などは思い出したくない黒歴史ですよね。

その経験があったからこそ「今の自分がある」と考えましょう。
仮にその経験がなかったとしたら、その分の成長がなかったということです。

6.妥協に納得しない

「まぁ、いいか」「困らないし」

これらを枕詞に納得して、妥協していませんか?
妥協は、「譲れるもの」「譲れないもの」の線引を曖昧にします。

私たちは「困らない」という理由で諦めます。
「諦める」という言葉のかわりに「妥協」という、体(てい)のいい言葉に置き換えて納得します。

本当に達成したいこと、目標、やりたいことは諦めたくないし、妥協もしたくないですよね。
結果的に目標達成に届かなかったとしても、やる前に妥協してはいけません。

例えば、
オリンピックでメダルを取るのが目標。無事に代表に選出された。

試合前から「出場できただけでいい、メダルはいらない」と妥協する人はいません。
(いるとしたら、このマインドは五輪出場は他の選手に失礼です)

7.人との境界線を

自分と人との境界線が曖昧な人、近すぎる人は「境界線」を設定しましょう。

境界線をつくることで以下のメリットがあります
・人との比較がなくなる
・人の意見に左右されない
・自分軸を見つめられる など

8.自分を知る

あなたは「自分のこと」をどのくらい知っていますか?
意外と知らない「自分」を客観的に俯瞰してみましょう。

自分のことがわかると、
「諦める」タイミング・動機、情熱、モチベーションとなるもの等を理解できます。

それにより「諦める自分」を防止することができるのです。


これらにドキッとする部分はありませんか?
無意識のうちに『自分を諦めている』かもしれません。

特に大事なのは【「妥協」に納得しない】 こと

何かに妥協や我慢をして
「それでもいいか、困らんし」と納得するのも自分を諦めてると書きました。

育った環境や性格からの影響は大いにあります。
本人は『諦めてる』のではなく、『納得している』と思ってるのですよね。

やりたいことは やりたい
勝ちたいときは 勝ちたい
悔しいときは 悔しい
嫌なときは 嫌…と信念を通していますか?

スポーツにおいて、『自分自身を諦める』傾向にある選手・子どもは
【闘争心】【勝負心】が薄くなりがちです。

『勝ちたい』気持ちを妥協し、自分なりに理由をつけて納得するかもしれません。
悔しさを感じづらいなら要注意です。

「何がモチベーションか?」
「 何に熱くなるのか?」
「どう心を燃やすのか?」
これらが課題となります。

それらを焚き付けるモノ、人が必要であり、メンタルコーチングが有効な理由です。

まとめ

…という私も昔は自分を諦めていました。
だからこそ、無意識に自分を諦める人を一人でも多くサポートしたいと思ってます。

そんな私もメンタルを勉強し深く知ることができ、いまでは「諦めない」自分に近づきました。

自分を諦めずに「夢」や「目標」に向かいましょう!
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今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます(^^)

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