こちらの記事はスポーツにおいての「休息」が取れない問題を心理的に分析しています。
休まないことの代償は大きい
「休むのが怖い」
「休みたくない」
「もっとやりたい」
これらの気持ちから
過度な練習・トレーニングを続け、休息を取らない選手がいます。
また、休む必要性を感じながら休めない、といった休むのが苦手な選手もいます。
オーバートレーニングにより疲労が蓄積され、体のケアが十分でないため
怪我や不調を引き起こします。
【結果】
パフォーマンスの低下
↓
怪我や不調の悪化
↓
練習、トレーニングの中止に
このような悪循環が懸念されます
自分の体力、実力よりも「少し大きい負荷」をかけることで
トレーニングの成果が出ます。
それ以上の過剰な負荷は上記のような悪循環となる恐れがあるので見極めが重要です。
選手の心理状態を知る
選手たちは「休息も練習のうち」「回復は重要」と知っているはずです。
それにもかかわらず、オーバートレーニング状態になるのはどうしてでしょうか?
精神的、心理的な要因が大きく関わっていると考えられます。
あなたはこれらを考えて「休みたくない」と思ったことはありませんか?
あるとしたら、オーバートレーニングの落とし穴にハマる可能性があります。
①
厳しいトレーニング、練習を続けるほど「強くなるはずだ」
②
成績が良くないのは練習が足りないせいだ
③
自分が休んでいる間に他の人は練習している
④
休むと逆戻りしてしまう、下手になる
その他
「練習が楽しいから休みたくない」という理由もあるようです。
心技体は備わっているか?
スポーツにおいて「心技体」をバランスよく育てていくのが大事ですね。
「休息」は
体のケアという観点から「体」にあたります。
「休めない」には
心理的要因が大きいことから「心」の部分です。
オーバートレーニングで不調や怪我を引き起こした場合、
「技」にも関わります。
結果的に「心技体」のすべてに影響を及ぼします。
筋肉のためにも休息と栄養(食事)
適切な休息を取ることは「心技体」においても重要と上記に記載しました。
私たちの身体で重要な筋肉においても休息はなくてはならないものです。
トレーニングをスると筋肉は損傷します。
その損傷した組織を新しく作り変えるのはたんぱく質(アミノ酸)です。
ハードなトレーニングほど損傷は大きく、「栄養」と「休息」を取ると修復は活発に行われ
修復前より強い筋組織が作られます。(「超回復」という)
これを繰り返すことで筋肉は太くなり、より強いパワーを生み出せます。
超回復が行われる前にトレーニングを始めたり、そのまま続けていると
筋肉の損傷が進んでしまうばかり。
トレーニングを行っても筋肉は強化されていない、ことになります。
トレーニングー栄養ー休息が「超回復」のサイクルです
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さいごに
心理的要因が大きいオーバートレーニング。
自分の状況を顧みましょう。
よかれと思ってやっていることが『自分の思い込み』かもしれませんね。
心理的に「休めない」方は一つ一つ原因を突き止め、解決していきましょう。
時に休むための勇気も必要ですね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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