燃え尽き症候群はスポーツ選手特有?
燃え付き症候群。バーンアウトとも呼ばれます。
一度は耳にしたことがあるワードですよね。
燃え尽き症候群といえば…スポーツ選手。
そんなことはないのですが、
イコールで語られることが多いです。
スポーツ選手以外にも
「燃え尽き症候群」になる可能性はありますよね。
受験、仕事、部活などや恋愛というキーワードもありました。
(ラッコキーワードにて検索した結果)
それにもかかわらず
なぜスポーツ選手特有のものだと印象づいているのでしょうか。
その原因は下記の二点ではないかと考えています。
・スポーツ選手の目標に関係している
⇨目標達成により「それ」が終了してしまうイメージ
・スポーツ選手は「選手生命」に終りがある
⇨選手生命の終わりを迎えた時のイメージ
単なるイメージ、想像なのですが…
とても簡単に言うと、、、
なにか一つのものに取り組んで、
それが達成された時・終了を迎えた時に「燃え尽きた」
ここまで単純なものではありませんが、
意外と身近に潜んでいるのが「燃え尽き症候群」です。
燃え尽き症候群の原因を探る
私もいま思えば
「あれって燃え尽きだったのかな?」という経験があります。
学生時代の部活を引退した時
会社員として就職した時 など
意外とたくさん思い浮かびます(笑)
そのときは『怠け病』『怠け癖』と家族に言われたような気がします。
とはいえ、現在で言う「燃え尽き症候群」は
『怠け』と区別がつきにくいものかもしれませんね。
(本人とその他では、感じ方や見た目・症状も違いますから)
その「燃え尽き症候群」
どんな時になるのかを理解する必要があります。
3つのケースを挙げています。
ケース①
自分のやりたかったこと
夢、目的、目標が達成したとき、叶ったとき
(達成できなかった、叶わなかったも同じく)
【解説】
『その先』がない場合の人は陥りがち
目的を持って取り組む
⇩
目的を達成してしまった
⇩
その先がない(次なにしたらいいの?)
⇩
意欲低下、体が動かない など
【対策】
『目的』と『目標』は別と考える
(例)
代表選手になるのが目的
⇩
代表選手になった
⇩
目的が達成された(よかった、安心)
⇩
『その先』がない、目的達成されてしまった状態
(理想的なのは)
目標…代表選手になる
目的…(代表選手になって)この競技を沢山の人に知ってもらいたい
⇩
代表選手になるという目標が達成されても
競技を沢山の人に知ってもらう、という目的は続きます。
目的と目標を混同しがちですが、別に設定しましょう。
混同してしまうと、燃え付きに陥りやすいと感じます。
ケース
②怪我、不調になったとき
【解説】
今まで積み重ねてきたものがなくなってしまう。
0やマイナスになってしまう恐怖。
体力的、技術的、メンタル的な部分で遅れが生じます。
(経験値と考えると全てが0やマイナスになっていることはないですが…)
それにより
やる気が出ない、モチベが上がらない、苛立ちに繋がります。
【対策】
この場合も『先を見ること』が大事です。
目的、目標をどこに置くのかが最重要となります。
ケース
③挫折、諦め
【解説】
最大限の努力と意欲的に目標に向かっていても
認められなかった…挫折や諦めなければならない状況があります。
志(こころざし)半ばで終了時間を迎えた時に
やりきった感、出し切った感がなく、物足りないけどできない。
そのジレンマにより前にも後ろにも進めません。
【対策】
競技ができる環境に感謝をしながら最大限のパフォーマンスを出す。
燃え尽き症候群から抜け出すために
必要なメンタリティ
・立ち直る力
・リカバリー力
・自分を俯瞰する
・自分をよく知る など
自分の足で立ち上がる
上記に記載したものは「燃え尽き症候群」から抜け出すに限らず
持っていたいメンタリティです。
まず自分を俯瞰し客観的に見つめる。
「自分の状態を自覚」できたら「さぁ、どうしようか」と
次の段階と移行できます。
自分の状態を自覚できないと
落ち込んでいても、その原因を探ろうとも思えないですよね。
目的、目標を再設定できると
それらに向かって意欲が湧いてきます。
また、練習・トレーニング・試合など
どの時間もかけがえのない一瞬だと再認識も大事ですね。
燃え尽きないのに越したことはない
「燃え尽き症候群」に陥ってしまうと抜け出すのは容易ではありません。
(まず自覚ができないから)
燃え尽きる前にできることがあります
・目的、目標を別に置く
・自分自身を知る(マインド、メンタル、性格など)
※マインド…信念、価値観 メンタル…心・精神の状態
目的、目標を決めるにあたり、目的はもっと広く持つのが大事です。
また、自分を知ることで
「最近モチベが上がらない、なんでかな?もしかすると燃え付き?」
「これが達成できたから燃え付きかもしれない」
と気づけるかもしれませんね。
まとめ
競技人生、選手生命は限られています。
競技においての目的、目標を持っていたとしても
競技人生が終わったら人生終わるわけではありませんよね。
一番多いであろう、「引退と燃え付き」問題。
こちらも考える必要があります。
引退後のセカンドキャリア、というくくりではなく
【人生の目的・目標】を持っておくことが必要です。
standfm音声配信もあります
https://stand.fm/episodes/64ae1c78097f22085a48ddd9
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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