――その反省、あなたを前に進めていますか?
試合のあと、
「またミスした…」「自分なんかダメだ」
そんな言葉が、頭の中でぐるぐる回って止まらない。
本当は前向きになりたいのに、
気づけば自分にダメ出しばかりしてしまって、
気持ちがどんどん落ち込んでいく──
それ、あなただけじゃありません。
でもそのままにしておくと、競技を続けること自体がつらくなってしまいます。
この記事では、「自分にダメ出しが止まらないとき」の心の整え方を、
スポーツメンタルの視点からわかりやすく解説します。
「ダメ出しが止まらない状態」は危険
「試合後に反省すること」は、アスリートとしてとても大切です。
ミスを振り返って改善点を見つけることが、次の成長につながるからです。
ただ、反省のつもりがいつの間にか“自己否定”に変わっていませんか?
- プレーひとつで、自分のすべてを否定してしまう
- 負けた原因を、全部自分のせいにしてしまう
- なぜか必要以上に落ち込んでしまう
そんな状態が続くとメンタルがすり減って、本来の実力を発揮できなくなってしまいます。
自分にダメ出しが止まらないときの対処法
1.「反省=成長」とは限らないことを知る
「ダメ出しをたくさんすれば上手くなる」
そんなふうに思っていませんか?
実際には、感情的な反省=成長につながる反省とは限りません。
本当に成長する選手は、感情的に自分を責めるのではなく課題を客観的に整理し、「次どうするか」に意識を向けています。
大切なのは、失敗を糧にして前を向くこと。
責めることではありません。
2.「責め言葉」を「切り替え言葉」にする
たとえば、
「何やってんだよ」→「次はどう動こう?」
「またミスした…」→「原因を整理しよう」
言葉の力はとても大きいです。
自分にかける言葉が変われば、考え方も行動も変わっていきます。
まずは、普段使っている“自分への言葉”に気づくことから始めてみましょう。
3.反省は「30分だけ」と決める
ずっと反省モードに入り続けると、思考がネガティブに傾きやすくなります。
そんなときは、「反省は30分だけ」と時間を区切ってみてください。
その時間は真剣に振り返り、紙に書き出してもOK。
でも、それ以上は考えない。切り上げると決めましょう。
このメリハリが、「自分責めスパイラル」から抜け出すきっかけになります。
セルフトークを変えれば、気持ちは変えられる
自分へのダメ出しが止まらないとき、あなたは本当は「もっとよくなりたい」と願っているはずです。
だからこそ、反省という形で自分を見つめている。
でもそのやり方が「自信を削る」ものになっていたら、逆効果になってしまいます。
自分との会話を変えること。
それが、メンタルを整える第一歩です。
メンタルを整えたい選手へ──
ミスを引きずってしまう
ダメ出しが止まらずに眠れない
自信が持てない自分がイヤになる
そんな選手のために、
スポーツメンタルコーチングを行っています。
- 気持ちを切り替える考え方
- 自信を育てる言葉の使い方
- 試合後に前を向ける思考整理法 など
「本番で力を出せる自分に変わりたい」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
体験セッションのご案内
本格的なコーチングの前に、初回限定の体験セッションを実施しています。
このセッションでは、あなたの現在地を一緒に整理し、目標に向かってどのようにメンタルを整えていくかの「はじめの一歩」を明確にします。
興味のある方は、プロフィールまたは下記リンクより詳細をご覧ください。
▶︎60分の体験セッションでは、実際のコーチングを体験いただけます

▶︎お問い合わせはこちらから
▶︎ 他の人気記事:試合で実力を発揮する選手に共通する「心の使い方」とは?

コメントはこちら
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい 自分にダメ出しが止まらないときの考え方 ――その反省、あなたを前に進めていますか? 試合のあと、「またミスした…」「自分なんかダメだ」そんな言葉が、 […]