練習でミスが続くと、自分が下手になった気がして気持ちが沈むことがあります。
どれだけ頑張っても身体が思うように動かない日もあります。
こうした状態は誰にでも起きますが、受け止め方しだいでその後の伸び方が変わります。
伸び悩みの「プラトー」は成長の手前に現れる
どれだけ積み重ねても成果が急に止まる時期があります。
これが「プラトー」と呼ばれる停滞期です。
実力が落ちたように感じやすいのですが、実際は技術や感覚が次の段階に進む前の”調整期間”です。
脳や身体が立て直しに入るため、一時的にミスが増えることも自然な反応です。
プラトーは止まっているようで内側では変化が進んでいます。
「いまは切り替えの途中だ」と捉えられれば、気持ちの揺れが小さくなります。

練習で自信を失う瞬間が続くときのメンタル回復法
① 調子の波は“成長のサイクル”
どんな競技にも、好調・不調の波があります。
不調期は、脳と身体が新しい動きを統合する「整理期間」。
停滞は後退ではなく、向上の前段階です。
② ミスではなく“原因”を見る
落ち込む時ほど「ミス=自分の価値」と結びつけがちです。
必要なのは感情ではなく、事実を見ること。
フォームのズレ、疲労、コンディション、集中の質…
原因を客観的に把握できると、修正スピードは一気に上がります。
③ 技術より先に、気持ちを整える日をつくる
心が乱れていると、技術の再現性は必ず落ちます。
まずメンタルを整える“調整日”をつくると脳が安心モードに戻り、動きが本来の軌道に乗りやすくなります。
④ “認知の切り替え”が練習の質を劇的に変える
同じミスでも、「自分はダメだ」ではなく「原因があるはず」と捉えるだけで脳の回路が変わります。
後者の思考は前頭前野を働かせ、冷静な判断・修正行動が起こしやすくなります。
認知を切り替えることが、回復の起点です。
⑤ 心が乱れると“運動制御”が崩れる。
緊張や焦りが強いと呼吸が浅くなり、視野も狭くなり身体がロックされます。
これは自律神経が“危険モード”に入る自然反応。
呼吸を深くし、視野を広く持つだけで、本来の動きをスムーズに取り戻しやすくなります。

まとめ
調子を崩す日は実力が落ちたのではなく、成長の準備が進んでいるサインです。
プラトーを理解し、原因を探し、心を整え、認知を切り替え、呼吸と視野を保てれば回復は早くなります。
崩れた日は止まった日ではありません。次の段階に移る入口です。
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