感情を抑えようとするほどミスが増える理由

試合中、ミスをした直後に
「感情を抑えろ」「冷静になれ」
そう自分に言い聞かせた経験はありませんか?

実はこの行為そのものが、次のミスを引き寄せているのかも。

感情を抑えようとするほど、パフォーマンスが不安定になります。

今回はその理由を、スポーツメンタルの視点から整理します。


目次

感情を抑えようとするほどミスが増える理由

① 感情を抑える=身体反応を止めようとする行為

感情は「気持ち」ではなく、身体反応とセットで起こります。

怒り・焦り・悔しさ など

これらを無理に抑えようとすると、呼吸が浅くなり、筋肉が固まります。
結果として、本来の動きが出なくなります。

② 身体が固まると視野が狭くなる

人は緊張状態になると、情報処理の幅が一気に狭くなります。

・周囲が見えない
・選択肢が浮かばない
・判断が遅れる

これは意志の弱さではなく、脳の防衛反応です。

③ 「抑えよう」とするほど意識が感情に向く

感情を抑えようとするほど、頭の中は「感情」でいっぱいになります。

「落ち着け」
「考えるな」
こう思うほど考えてしまいます。

④ 感情は消す対象ではなく、観察する対象

感情はなくしたり、押し込めたりするものではありません。

「今、焦っているな」
「少し悔しさがあるな」

こうしてラベルを貼るだけで、脳は自動的に落ち着き始めます。

⑤ 扱える感情が増えるほど安定する

感情を扱えるようになると、試合中の波が小さくなります。

安定した選手は、感情がないのではなく感情との距離感が上手いだけです。


まとめ

感情を抑える”努力”は、真面目な選手ほどやってしまいます。

でも必要なのは、感情を扱えるようになることです。


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