メンタルを強くする、は もう古い

もりかおり

「メンタルが弱い」「お豆腐メンタル」など言われた経験ありますか?

スポーツをされている人は一度は言われた経験があるかもしれませんね。

『やっぱりメンタルが弱いのかな』
『メンタルを強くしなければ!』
『強靭なメンタルがほしい』と思っています!

もりかおり

そう思いがちですよね。
ただ、「メンタルを強くする」時代から
いまは「しなやかメンタル」の時代
になっていますよ

目次

メンタルが弱い・メンタルが強いの定義は?

メンタルが弱い…、メンタルが強い…【その定義】は何でしょうか?

10人の人に
「メンタルが弱い(強い)定義を5つ述べよ」と質問して
10人中何人の人が、5つとも自分と同じ定義を持つでしょうか?

そのくらい人それぞれの定義があります。

したがって漠然と「メンタルが弱い」と言われたとしても
それはその人の定義からの発言です。

具体的にどこが、と指摘を求めてみましょう。

メンタルを強くする落とし穴

自分の思う定義でメンタルを強くしたとして…。

今までと同じように「メンタルが弱いね」と
言われる可能性は大いにあります。

なぜなら、「メンタルの定義は人それぞれ」だから。

「メンタルが弱いと言われた」と落ち込む必要はまったくないのです。

人には4つの窓がある

【ジョハリの窓】
「開放の窓」
自分は知っていて、他人も知っている
⇨(例)自分も他人も「私は思考にこんな癖がある」と知っている

「秘密の窓」
自分は知っているが、他人は気づいていない
⇨(例)自分「私は●●な思考があるが隠している」
 周囲も気づいていない

「盲点の窓」
自分は気づいていないが、他人は気づいている
⇨(例)「自分はすぐに落ち込み、なかなか抜け出せない」と思っているが
 周囲は「〇〇のきっかけがあればリカバリーが早い」と感じている

「未知の窓」
自分も、他人も気づいていない
⇨誰も知らない自分。

もりかおり

上記からわかるように、
自分と他人との認識は大きく違っていますね。

上記の「盲点の窓」は自分では分からないから
具体的な「自分が知らない自分」を指摘してもらうことが自己成長のチャンスです。

メンタルを強くする⇨整える、育てる。その意図

メンタルの強弱は人それぞれの定義がある、とお伝えしました。
メンタルのある部分を強くしたとしても、別の人から見ると弱いと感じられる場合もありますよね。

そこで必要なのは「しなやかなメンタル」を持つために
「メンタルを整える」「メンタルを育てる」という考え方です。

状況に左右される、慌てる、一喜一憂する…そうならないために
心を整え(メンタルを整え)、メンタルを育てていきましょう。

どのようなメンタルに育てていきたいか。
それはあなた次第です。
モチベーションや自信などに左右されないメンタルなど。

必ずしも「強いメンタル」が優れているとは言えません。

樹木に例えると
幹が太い大木でも台風や嵐で折れたり、倒れることもありますね。(強いメンタル)
それよりも柳の木のようなしなやかさが強いのです。(しなやかメンタル)

さいごに

意見や感情による言葉。
それは人の数だけあります。

それらを一つひとつ聞いて「メンタルを強く」に囚われず
自分の軸を持ち、整ったメンタルで挑戦する。
目標にふさわしいメンタルを育てていく。

これこそが信念を持ち、目標に向かう在り方ではないでしょうか?

メンタルを整える、育てる=自分自身を整え、育て、しなやかさを持つこと。
競技人生だけでなく、一生物のメンタルを身につけられます。

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今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます(^^)

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