練習でも日によってプレーの質が大きく変わることがあります。
「昨日は感覚が良かったのに、今日は全然ダメ」
「なぜこんなに差が出るんだろう」
もしそう感じているのであれば、まずお伝えしたいことがあります。
これは才能や気分の問題ではありません。
原因が曖昧なままプレーしていることで、波が大きくなっているだけです。
その原因と整え方をシンプルにまとめています。
調子に波が出る原因
① 感情に左右されている
気持ちが乗っている日は集中でき、判断も速くなります。
一方で焦り・不安・イライラが強い日は、動きや判断が乱れやすくなります。
感情とプレーが直結している状態では、波は必ず生まれます。
② 行動や意識が抽象的なまま
「集中する」「自信を持つ」「落ち着く」
これらの言葉は悪くありませんが、行動に変換されていなければ意味を持ちません。
抽象的なまま取り組むと、日によって再現性に差が出ます。
③ 基準を“結果”に置いている
うまくいった日は調子が良く、ミスをした日は調子が悪い。
この基準のままだと、プレーが偶然に左右されます。
調子を測る基準は「結果」ではなく「状態」に置く必要があります。
④ 体の状態を客観的に確認していない
力み、リズム、呼吸。
これらを確認せずにプレーが始まると、
調子が良い=“たまたまハマった日”になります。
⑤ 崩れた時に戻る方法がない
調子が悪くなったとき、戻す手段がなければ、
焦り
→ 判断の遅れ
→ 自信低下
→ さらに崩れる
この流れになります。
必要なのは、「いつでも戻れる自分の基準」を作ることです。
完璧である必要はありません。
崩れても戻れる選手は、安定します。
整え方のポイント
①まず、自分の“調子が良い時の特徴”を言語化します。
感覚ではなく、行動レベルまで落とし込みます。
例
× 調子良かった
〇 動きにリズムがある/呼吸が深い/視野が狭くない
② 次に、崩れたときに“戻す行動”をひとつ決めます。
呼吸でも、声でも、視野でも構いません。
迷うのではなく、最初から決めておきます。
これだけでも、調子の波は明らかに小さくなります。
まとめ
調子の波は”再現性”の差です。
良い時のプレーが「たまたま」なのか、「いつでも再現できるもの」なのか。
その違いが、安定して力を発揮できる選手をつくります。
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