「練習ではできているのに、試合になると同じプレーが出せない」
この悩みは競技レベルや経験年数に関係なく、多くのスポーツ選手が一度は直面します。
周囲からは「自信が足りない」「もっと気持ちを強く」と言われたり。
だけど選手は自信がないわけではなく、自信はあるのに 試合で力を出せない状態に悩んでいます。
自信があるのに試合で力が出せない理由
① 試合中に「正解」を探してしまう
「今の場面、どうするのが正解だろう」
「ここでミスしたらまずい」
「無難な選択をした方がいいかも」
これは真面目で、考える力がある選手ほど陥りやすい状態です。
しかし、試合中に正解を探し始めた瞬間に判断力のスピードは確実に落ちます。
試合で必要なのは、その場で最適解を考えることではありません。
試合前に決めた判断をそのまま出すことです。
「迷ったら、試合前に決めた判断をそのまま出す」
これが試合で動ける選手の共通点です。
② ミスを避けようとしてプレーが小さくなる
自信があるのに試合で力を出せない選手ほど、心の底では失敗を恐れています。
・本来なら仕掛ける場面で止まる
・消極的な選択が増える
・結果としてプレーの存在感が薄れる
こうした悪循環にハマります。
試合中に重要なのは、「成功したか、失敗したか」ではありません。
チーム競技なら「自分の役割をやったかどうか」
個人競技なら「自分のプレーができたかどうか」ではないですか?
役割に沿った判断・動きができていれば【結果は後からついてくる】
自分を信じるのも”自信”です。
③ 緊張や不安で判断を変えてしまう
緊張や不安そのものよりも、 それに反応して判断を変えてしまうことでプレーを崩しています。
緊張や不安は誰にでも起こります。
問題はそれらの感情を「排除しよう」「抑えよう」とすることです。
感情を抑え込もうとすると 意識は自分の内側に向き、 本来の判断から離れてしまいます。
大切なのは 感情をどう扱うかではなく、感情に負けて判断を変えないことです。
緊張や不安で怖くても、試合前に決めた判断基準を守りましょう。

判断をブレさせないために必要な「準備」
試合で力を出すために必要なのは、気合・根性・自信の量ではありません。
必要なのは、判断をブレさせない準備です。
具体的には、
・迷ったとき、どんな基準で判断するか?
・自分は試合で何を優先する役割か?
・感情が出たとき、どう行動を続けるか?
試合中は何が起こるかわかりません。
迷わないためにも、曖昧にせずに事前準備として取り組んでみましょう。
試合中に判断を立て直すシンプルな方法
試合中に判断が乱れたとき、やることは一つだけ。
\考えずに できるプレーに戻ること/
例えば、
・ボールを受けたら、まず近くの味方に戻す
・一度下がって、自分の基本ポジションに入り直す
・確実につながるパスを一本出す など
試合中は、正解かどうかを考えなくても実行できるプレーを入れてみましょう。
行動がシンプルになると、 視野が戻り判断も自然と整ってきます。
良い判断を探すことではなく、判断が戻る状態をつくることです。
まとめ:試合で力を出す選手がやっていること
試合で安定して力が出せる選手は、特別なメンタルを持っているわけではありません。
・判断基準が決まっている
・評価軸が結果ではなく役割にある
・感情が出ても判断を変えない
判断をブレさせない準備が 「試合で実力を出せる選手」をつくります。
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