本番で実力を出すために必要なのは、根性ではなく「整理」

「本番に弱い」
「試合になると練習通りのプレーができない」
そう悩む選手の多くは、誰よりも努力し、誰よりも自分を追い込んでいます。

でも、もしその努力が空回りしているのだとしたら?

それはあなたの性格や根性の問題ではなく、単に脳内の「思考が整理されていない」だけかもしれません。

目次

脳内で起きている5つの思考の癖

メンタルを整えるとは、気合を入れ直すことではありません。
自分でも気づかないうちに繰り返している「思考の癖」を特定し、取り除いていく作業です。

例えば、以下のような状態に心当たりはありませんか?

  1. 周囲へのアンテナ過剰
    プレーそのものより、「ミスしたらどう思われるか」という周囲の視線に脳のメモリを使っている。
  2. 試合中のひとり反省会
    ミスした瞬間に「あっちにすれば良かった」と、終わったプレーの反省をその場で始めている。
  3. 満点以外、認めない
    100点の動きにこだわりすぎて、泥臭くても「今、必要な判断」を捨ててしまっている。
  4. 感情による脳の渋滞
    「負けたくない」という焦りで頭がいっぱいになり、肝心の「次に何をすべきか」を考える余裕がない。
  5. 「集中しろ」という呪文
    具体的に「どこを見るか」「何を意識するか」の手順を決めず、ただ精神論で自分を追い込んでいる。

これらはすべて、無意識の「癖」です。
この癖を放置したまま練習を重ねても、肝心の本番で脳は渋滞を起こしてしまいます。


習得可能な”技術”

これらの”癖”を修正し、パフォーマンスを安定させることはメンタルの”技術”です。
なぜならメンタルは、脳の使い方という「スキルの習得」で解決できるからです。

思考を「整理」する技術➔迷いが出た瞬間に、意識をどこへ戻すか決めておく

判断を「手順化」する技術➔状況に応じて、次に取るべき行動をパターン化しておく  など

これらは、競技でいうところの「フォームの改善」と同じです。
一度やり方を覚え反復練習すれば、誰でも本番で再現できるようになります。

必要なのは、根性ではなく 正しい「脳の動かし方」を身につけることです。

まとめ

本番で実力を発揮するために必要なのは、「思考のノイズ」を削ぎ落とすことです。

地道に、今の自分に必要な「思考の整理」と「正しい手順」を積み重ねること。
それが、結果的に「本番で勝てるメンタル」を作る最短ルートになります。

自分一人では自分の背中が見えないように、思考の癖も一人ではなかなか気づけません。
だからこそ、客観的な視点を持つコーチの存在が必要になります。


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