自責と他責について
メンタルコーチング 2020年02月19日
Last Updated on 2020-07-26 by kaorinco19
香川県高松市
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本日お伝えしたいことのまとめ
- 自責と他責のバランスは自責に重き、がよいのでは?
- 自責とは『自分を疑うこと』
- 他責ばかりにするのは考えることを放棄している
- 「私が悪いんでしょ?」は自責ではない
- 文章の最後にクエスチョンがあります(やってみてください)
自責と他責。
自分を責めるか、他人を責めるか。
(誰も責めない、というのもありそうですが…。)
結論から言えば、
私は「自責」にバランスを置いてるほうがいいと思っています。
(自分を責めてしまう精神的に不安定な場合は除く。
今回はニュートラルな精神状態でのお話です!)
「自分を責める」というと
私のせい、私が悪かった、ダメだった、と考えがちですが、『自分を疑う』だと思います。

例えば、
私のブログの文章で「分かりづらいなぁ…」
って思われた方がいて(わかりづらかったらぜひ教えてくださいね!)、
それは書き手の問題、読み手の問題どちらでしょうか?
書いた私が
「そっか、あの書き方では伝わらないか。次はもっとわかりやすくしよう」
これは自責です。
「え?あの文章でわかんない?あれでわからないの?あの人オカシイね」
これ他責です。
もう一つ例を
お笑い芸人がステージでコントを披露しましたが残念ながらウケませんでした。
「台本書き直しやな。お客さんの顔が教えてくれてる。」と反省するのか、
「なんでウケんのや。今日の客、ダメやな。」となるのか。
この場合も前者が自責で後者が他責です。
上記のような二組の芸人がいたら、
あなたならどちらを応援したくなりますか?
また、どちらが人気が出ると思いますか?

人のせいにせずに、自分のせいにする。
自分が招いた結果が今の状況かも、と自分を疑ってみること。
(自分が招くばかりではないことも、もちろんあります!)
私自身、他責が多かったです。
上手くいかないのは誰々のせい、
誰々があんなこと言うから失敗した、
︙
では、
誰々がそこにいなかったら上手くいっていたの?
誰々が何も言わなかったら成功したの?
現実逃避…。
自分の非を認めたくない…。
誰かのせいにしておけば、考えなくてもいい…。
またそこには想像力も大事になります。
上記のコントの例だと、
どうしてウケないんだろう。
台本かな?
おもしろくなかったのかな?
まだ自分たち経験が少ないからかな?
この衣装、似合っていないのかな?
滑舌が悪いのかな?
というような、自分たちが原因として考えたり…
または、
アンチが多かった、
そもそもお笑い好きじゃない人が多かった、
というような、相手に原因があることもあるでしょう。

わかりやすく例にしてみましたがいかがでしょうか?
どの世界にもこの考え方は必要だと思います。
プライベート、会社、スポーツでも。
団体(チーム)競技をされている方なら身にしみているのかもしれませんね。
エラーを人のせいにして責める…
チームの心がバラバラに…
起こること全てを自責と感じる?
(どうせ)全部私のせいなんでしょ?
これは違いますよ。
考えることを放棄している。
まずは自分を疑う。
だけどどう考えても自分は正当だ…。
こういうこともあると思います。
まずは考える。
自分を疑う。
それが自分の成長にも繋がります。
ここでクエスチョン。
(解答はないです。答えはあなたの中にあります)
あなたの友達で約束をドタキャンをする人がいます。
何回も。あなたに対してだけ。
友達を責めますか?
友達が自分のときだけドタキャンをする原因を考えますか?
クエスチョンのあなたの答えをよかったら教えて下さい(^_^)
本日お伝えしたいことのまとめ
- 自責と他責のバランスは自責に重き、がよいのでは?
- 自責とは『自分を疑うこと』
- 他責ばかりにするのは考えることを放棄している
- 「私が悪いんでしょ?」は自責ではない
- 文章の最後にクエスチョンがあります(やってみてください)
お読みいただいてありがとうございます。
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