ジャーナリングと脳のワーキングメモリー
メンタル 2021年05月19日
Last Updated on 2021-05-19 by kaorinco19
皆さんは、自分はにどんなメンタルが必要だと思われますか?
どんなメンタルがあれば、自分の目指すもの・なりたい自分になれるでしょうか?
コーチングを通してそのお手伝いをさせていだだきます。
香川県高松市
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マインドフルネスの観点から
イライラしたとき、モヤモヤするときありますよね。
人間なので、そういった感情もあって当然です。
そんな時にオススメしたいのが、ノートにその気持を書き出すことです。
マインドフルネス(今ここに集中する、ということ)の数ある瞑想法のなかの一つで、ジャーナリング(書く瞑想)というもの。
イライラ、モヤモヤする気持ちなど心のなかにあるものを、ノートに書くことによって心が落ち着きます。
そして、心の整理、思考の整理をすることもできます。
こんな実験もあります
また、不安な時にもこの方法は有効なんです。
こんな実験があります。(下図参照)

2回目の試験前に不安を書き出したグループのほうが正答率が上昇しています!
プレッシャーから不安な気持ちを持ったままで試験に挑むよりも、書き出してスッキリしたほうが良いのですね。
脳のワーキングメモリーにも影響
試験の不安、心配事を上に書き出す
⇓
脳の【ワーキングメモリー】がリセットされて脳の容量が増える…ということです。
※ワーキングメモリー…脳の記憶のうちの一つ。
(過去の記憶、最近の記憶、現在の記憶の現在の部分)
私達が日常で何か目的をもって行うこと(仕事・勉強など)はこのワーキングメモリーが働いています。
たくさんのことを考えていると頭の中がパンクするといいますが、これは本当なんですね。
ワーキングメモリーにも容量があって、満タンになってくると集中力の低下に繋がります。
そして、書くことによって容量が増えるので、思考力・集中力アップされます。
マインドフルネス、脳のワーキングメモリーのふたつの観点から、感情を書き出すことのメリットをご紹介しました。ぜひ皆さんもマイナスな感情を感じたときはやってみてくださいね。
お読みいただいてありがとうございます。
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