エビングハウスの忘却曲線には誤解が多く…
メンタル 2021年01月27日
Last Updated on 2021-03-08 by kaorinco19
香川県高松市
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本日お伝えしたいことのまとめ
・エビングハウスの忘却曲線の本来の見方は青線の図
・時間が経過すればするほど(思い出すのに)労力がかかる
・復習、練習、稽古は早めにすると少ない労力で定着する

学習したことや習得した技術は早めに復習・練習・稽古しましょう。
上の図は「エビングハウスの忘却曲線」。
あー、見たことあるー、って方もいらっしゃるかもしれませんね。
赤線の図のように、
「時間が経てば忘れていく率」を示している、と誤解されがち。
本来は青線の図のように、
「時間が経てば思い出す(完全にする)までの労力はこれだけ必要」という図です。
時間が経てば思い出すのに労力がかかる…
正しい「エビングハウスの忘却曲線」を見てください。
100から節約率を差し引いた%が労力ですので、例えば、20分後の節約率は58%。100-58=42⇛42%の労力で済みます。
これが1日後になると、100-33=66%(の労力が)かかります。
このことからも、復習・練習・稽古は早いうちに始めたほうが良いということです。
また、記憶の定着を100%にするためには、海馬へインプットが必要なのですが…数日ごとに復習するとよいそうですよ。
効果的な復習の仕方は…
本を読んで学んだことを復習する場合…
問題集を解く・ブログにする・人に教えるなど、アウトプットすることで定着します。
スポーツなら…実際にやってみる・試合をしてみる など
お読みいただいてありがとうございます。
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